浅利光穂展
京橋の交差点を銀座方向に歩いて、昔の京橋のたもと(交番の横)を左に折れ、ちょっと行くと右手にギャラリー山口がある。1階スペースはそこそこ名前の売れた人が展覧会をよくやっているが、地下は若手の展覧会が多い。
浅利光穂展はその地下のほうだ。
正面に黄土色に塗られた板に線描の生き物が書いてあり、手前に薄く白を施した板の仕切りとその上に窓のような四角が開いて、その生き物を見る仕掛けになっている。
山小屋から森を見ている感じで面白い。
サイドの壁には古材の破片にパステルカラー調のブルーや、緑を施した小品が飾ってあり、部屋全体が若々しい、優しい雰囲気で統一されている。見ていて気持ちのいい展覧会だ。
ただ全体的におとなしく、自分の日常と「森の空気」といったテーマの割にはその生命力、エネルギーが感じられない。色彩あるいは構成でもう一歩踏み込んだものがあったらと思うのは私だけだろうか?
帰りは京橋の上を通っている高速道路に沿って電通通りに出て、沖縄物産館で好物の豆腐蓉を買い、蒸し暑い夜を泡盛のロックで過ごすことにする。
(会期)2007年7月9日(月)~14日(土)11:00~19:00
(最終日は17:00まで)
(会場)ギャラリー山口
東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビルB1
TEL 03-3564-6167
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